ペットが亡くなったら、まず何をする?——当日やること3つ
最終更新: 2026年8月6日
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やることは「安置・落ち着いて選ぶ・手続き」の3つだけ。火葬をその日のうちに決める必要はありません。
- 亡くなった当日に必要なのは安置・選択・手続きの3つだけ
- 保冷剤3点で夏場1〜2日は安置できる=その日に火葬を決めなくてよい
- 犬は30日以内に死亡届、猫は不要
体格で前提が変わります: 大型犬(目安25kg〜)の場合 / 小型犬・猫の場合
大切な子が亡くなった直後は、頭が真っ白なまま、いろんなことを一度に決めなければと焦ってしまうものです。 でも、その日のうちに全部を決める必要はありません。ここでは「安置」「落ち着いて選ぶ」「手続き」の3つに分けて、 今すぐ必要なことだけをまとめました。
何時に旅立ったかによって、不安に感じることも変わると思います。とくに夜中の場合は、 何をどうすればいいか分からなくなりやすいので、そのときの流れもあわせてまとめています。
① 安置する
大切な子を、涼しい場所できれいな姿のまま休ませてあげます。手順は次のとおりです(複数の情報源に基づく。2026年7月時点)。
安置の手順
- 冷暗所を選ぶ
- ペットシートやタオルを敷いて、あの子を寝かせる
- 保冷剤をタオルで包む
- 包んだ保冷剤を首元・お腹・おしりの3点に当てて冷やす
※保冷剤は直接肌に当てず、タオルで包んでから使ってください。
この4つの手順さえ守れれば、最初から完璧に準備できていなくても大丈夫です。できるところから、順番に進めてください。
安置できる目安の日数
安置できる目安の日数は、夏場は1〜2日、冬場は2〜3日ほどです。あくまで目安で、気温や体格によって変わります。
そばにいてあげられるこの時間を、あの子はきっと感じています。
夜中に亡くなったとき
深夜や早朝に旅立ったとき、「今すぐ業者に電話しなければ」と焦ってしまうかもしれません。 眠れないまま、スマートフォンで検索を始めている方もいると思います。
でも、その必要はありません。
今夜のうちに決めなくていい
上の手順で安置できていれば、夏場でも1〜2日は問題なく過ごせます。 今夜のうちに無理して決めなくても、あの子のそばにいてあげる時間を優先してください。
眠れない夜になるかもしれません。それでも、朝までの時間を、あの子と静かに過ごすためのものにしてあげてください。
比較は朝からで十分間に合う
深夜の検索は、広告が上位に出やすく比較がしづらい時間帯でもあります。 ひと晩おいて、頭が落ち着いた翌朝に比較したほうが、納得のいく選び方をしやすいはずです。
夜間・早朝の依頼は総額の確認を
公表されている料金を見ると、夜間・早朝の依頼に割増料金を設けている業者があるとわかっています。 どうしても夜のうちに依頼する場合は、割増分を含めた総額をよく確認してください。詳しくは業者の選び方にまとめています。
② 落ち着いて選ぶ
安置ができれば、その日のうちに火葬先を決めて依頼しなくても大丈夫です。 一晩置いて、朝になってから比較検討しても間に合います。
ペットの火葬には、大きく「合同」「個別一任」「立会個別」の3区分があります(呼び名は業者ごとに異なります)。 それぞれの違いは火葬の種類と用語集で詳しく説明しています。
業者に依頼する以外に、自治体に遺体の引き取りを依頼する選択肢もあります。 東京23区では2,600〜3,100円が目安です(全国の一覧は自治体の引き取り料金)。 住まいと体重を入れると、うちの子の場合の概算を出せます(料金診断)。
※ペットの遺体は、廃棄物処理法上は原則として一般廃棄物として扱われます(環境省の解釈通知および各自治体の運用に基づく整理で、断定的な法解釈ではありません)。 そのうえで、火葬・供養の方法は飼い主が自由に選べます。
どの方法を選ぶにしても、業者選びで見るべきポイントは業者の選び方で詳しく説明しています。 比較の始め方が分からないときは、全国対応の一括見積もり窓口を使う方法もあります。 依頼を決める前でも、「追加が発生しない総額」を確認してください。ペット葬儀110番で見積もりをとる![]()
仲介を通さず、火葬車で自宅まで来る業者に直接頼む方法もあります。全国対応のペット火葬ハピネスもその一つです。 ただし公式サイトに出ているのは下限の金額だけで、総額の表示はありません(訪問火葬9社の料金比較で確認できます)。 体重と火葬方法を伝えて、追加の出ない総額を先に聞いてください。ペット火葬ハピネスに見積もりを依頼する![]()
③ 手続きをする
安置とお別れの方法が決まったら、最後に手続きです。今日中でなくて構いません。 気持ちが少し落ち着いてからで大丈夫です。ただし期限があるので、忘れないうちに済ませておくと安心です。
犬の場合: 死亡届
犬は狂犬病予防法にもとづいて自治体に登録されているため、亡くなったときにも届け出が必要です。次の手順で進めます。
- 登録している市区町村の窓口・公式サイトを確認する
- 死後30日以内に死亡届を提出する
- あわせて鑑札・注射済票を返納する
※届出の窓口や様式は自治体ごとに異なります(町田市・大阪市の公式サイトで確認)。登録先の市区町村サイトでご確認ください。
猫の場合
猫は死亡届が不要です。狂犬病予防法の届出義務が犬のみを対象としているためです。
手続きに追われることなく、そのぶんの時間をあの子のそばで過ごしてください。
マイクロチップ登録がある場合
犬・猫を問わず、マイクロチップを登録している場合は、環境省のデータベースからも死亡の届出ができます。
- 環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録」(reg.mc.env.go.jp)にアクセスする
- オンラインで死亡の手続きを行う
- 30日以内・無料で完了する
※犬の死亡届とマイクロチップの死亡届は別の制度です。両方に登録している場合は、それぞれ手続きが必要です。
それから
ここまでできたら、今日はもう、あの子のそばにいてあげてください。
安置も手続きも、無理にすべてを一人で抱え込まなくて大丈夫です。少しずつ、できるところから進めれば十分です。 少し落ち着いたら、同じ道を歩いた飼い主さんの話も読んでみてください。
お骨をどうするか迷ったときのために、手元供養や納骨の選び方もまとめています。
よくある質問
ペットが亡くなったら、その日のうちに火葬しないといけない?
いいえ、その日のうちに決める必要はありません。保冷剤などで安置すれば夏場で1〜2日、冬場で2〜3日は問題なく、翌日以降に落ち着いて業者を選べます。
夏場はどのくらい安置できる?
目安は1〜2日です(冬場は2〜3日)。冷暗所に安置し、保冷剤をタオルで包んで首元・お腹・おしりの3点に当てて冷やします。
夜中に亡くなったら、朝まで何をすればいい?
冷暗所に安置し、保冷剤をタオルで包んで首元・お腹・おしりの3点に当て、涼しく保ってください。安置できていれば夜のうちに業者へ連絡する必要はなく、朝からの比較検討で十分間に合います。深夜の検索は広告が上位に出やすく比較しづらいので、ひと晩置いてからのほうが選びやすいはずです。
猫にも死亡届は必要?
猫の死亡届は不要です。狂犬病予防法の届出義務が犬のみを対象としているためです。
マイクロチップの死亡届はどこから出す?
環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」データベース(reg.mc.env.go.jp)から、死後30日以内・無料でオンライン提出できます。犬・猫どちらも対象です。犬の場合は、自治体への死亡届とは別の手続きなので、両方登録している場合は両方とも行ってください。
自治体にペットの火葬を頼むといくら?
東京23区では、条件(体重・合同火葬・返骨なし等)によって2,600〜3,100円が目安です(2026年7月時点・当編集部調べ)。区ごとの料金・条件の一覧は自治体の引き取り料金ページでご確認ください。
ペット火葬の種類は?
大きく3区分あります。他の子と一緒に火葬する「合同」、1頭ずつ火葬するが収骨は業者に任せる「個別一任」、飼い主が立ち会い収骨まで行う「立会個別」です。
保冷剤はどこに当てればいい?
保冷剤はタオルで包み、首元・お腹・おしりの3点に当てます。直接肌に当てず、タオルで包んでから使ってください。低温やけどを起こすことがあります。
鑑札・注射済票はどうすればいい?
犬の鑑札・注射済票は、死亡届とあわせて登録している市区町村へ返納します。死亡届の期限は死後30日以内(狂犬病予防法)で、窓口や様式は自治体ごとに異なるため、登録先の公式サイトで確認してください。
ペットの遺体は一般廃棄物になるの?
環境省の解釈通知および各自治体の運用では、ペットの遺体は原則として一般廃棄物として扱われます(断定的な法解釈ではなく、あくまで整理としての位置づけです)。そのうえで、火葬や供養の方法は飼い主が自由に選べます。
夜間や早朝に依頼すると追加料金はかかる?
業者によっては、夜間・早朝の依頼に割増料金を設けています(9社調査・2026年7月時点・当編集部調べ)。急いで夜のうちに依頼する前に、割増分を含めた総額を確認することをおすすめします。詳しい確認ポイントは業者の選び方ページにまとめています。
自治体に引き取ってもらうと、お骨は返してもらえる?
いいえ、自治体の引き取りは基本的に返骨がありません。お骨を手元に残したい場合は、業者による個別一任か立会個別を選ぶ必要があります。東京23区の自治体引き取りは2,600〜3,100円が目安です(2026年7月時点・当編集部調べ)。
参考・出典
- 安置方法: petlly.jp/column/pass-away/pets-cadaver/ ほか複数メディア(2026年7月時点確認)
- 遺体の法的扱い: 環境省 解釈通知 env.go.jp/hourei/11/000296.html
- マイクロチップ死亡届: 環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録」 reg.mc.env.go.jp
- 犬の死亡届・鑑札等の返納: 狂犬病予防法第4条(町田市・大阪市の公式サイトで確認)